大人の階段上りました🐱

こんにちは。こにし動物クリニック獣医師の関原です!

昨年から家族の一員になった我が家の子猫が、先日ついに避妊手術を終えました。

我が子の避妊手術の報告ついでに、ちゃっかり腹腔鏡下避妊手術のPRもしたいと思います。

現在避妊手術を考えているオーナー様はぜひ一読していただき、術式選択の参考にしていただけたらと思います。

 

手術直前の写真がこちらです。

腹腔鏡の場合は通常の避妊手術よりも毛刈り範囲はやや広めです。

バツ印をつけた3カ所に「1cm以下」のごく小さな切開を加えるだけで手術をすることができます。

開腹手術の場合はへその下を3〜5cm切開しないと手術できないので、傷口の大きさが全然違います!

傷口の大きさは美容的観点からも重要ですが、それ以上に術後のコンディションに大きく影響してきます。

麻酔から覚めた直後はこんな顔してましたが↓

2時間後にはもうこの表情でした↓

1つの大きな傷と、3つの小さな傷では本人が受けるダメージというのは全く異なります。

同じ手術をするなら最小のダメージで済ませてあげたい、と思うのが親心です。

腹腔鏡下で避妊手術を行った全頭がうちの子のように、術後ピンピンしているわけではありませんが、開腹手術と比べると元気な子が多いように感じます。

予防手術とはいえ、本人にとっては一生に一度の手術です。

避妊手術を行う際はぜひこのブログを参考に術式まで考えてもらえたら嬉しいです。

 

今後もうちの子はちょいちょいブログに登場すると思います。

いつになるかは分かりませんが、気長に待っていてください。